年賀状でオリジナルショートムービを送る方法(無料で)
みなさん、年賀状はもう作りましたか?
CMなどでは、動画を年賀状で送るサービスが流れていますね。
(QRコードをスマホで読み取ると、動画が再生する仕組みです)
動く年賀状サービスは色々あります。
・http://clip.cc/ja/nenga.html
・http://postcard.jp/ugokunenga/
・http://ugoku-nenga.jp/sp/
でも、有料のものばかり・・・
そんなサービスを使わなくても無料でできちゃいますよ!
今回は、「年賀状のQRコードをスマホで読み取ると動画が再生する」を実現します。
※年賀状を受け取った人のスマホにARアプリが入っていないとダメってサービスは、ちょっと厳しいですよね
さて、ではさっそく無料でオリジナルムービーを作って年賀状にしちゃいましょう。
◆用意するもの
・パソコン(Windows OSでやります。スマホだけでは厳しいと思います)
・プリンタ(なくても大丈夫です。作ったデザインを印刷サービスで頼めばOK ← ただしお金かかります)
・オリジナルムービー用の写真素材(10枚ほどあれば、1分弱の動画が作れます)
・音楽素材(お正月に合う無料の音楽素材は結構落ちています)
◆使うもの
・Picasa3(Google社製の写真管理ソフト(インストールが必要)。これでオリジナルムービを作ります。Windows8でも使えます)
・Convert.Files (ファイル形式変換サービス)
- Free & Online File Converter - ConvertFiles.com
・DropBox (OneDriveなどでもOK)
- Dropbox
・Unitag (デザインQRコード作成サービス)
- Design QR Code generator - Free - Unitag
◆作り方
1.オリジナルショートムービーを作る
1-1. ムービーで使う素材(写真など)を1つのフォルダにまとめておく(例えば、デスクトップに"年賀状"フォルダを作って、そこに素材を入れておく)
1-2. Picasaを起動して、素材を集めたフォルダを認識させる (ほっといてもPicasaが取り込むはずですが、Picasaの"ファイル"メニューから"インポート"を選んでインポートでもOK)
1-3. フォルダ/アルバムのヘッダーにある ムービー プレゼンテーションを作成ボタンをクリック
1-4. 音楽素材を取り込んだり、移行スタイルを変更し、スライドの順番などを入れ替えて、再生ボタンで出来栄えを確認
1-5. 出来上がったら、ムービーを作成ボタンを押す (wmvファイルが出来上がります)
2.wmvファイルをmp4などに変換する (wmvファイルは、QRコードを読み取り時に動画を再生せずにファイルをダウンロードしてしまうため)
2-1. wmvファイルは、Convert.Filesを使って、今回はmp4形式に変換します。(そんなに難しくないので解説はこれくらい。変換には少し時間(1分くらい?)がかかります。)
3.出来上がったmp4ファイルを公開クラウドにアップする
3-1. DropBoxやEvernote、OneDriveなどの公開フォルダにアップします(私はDropBoxを使いました)
3-2. ファイル名は、URLの一部になるので、半角英数字だけが良いと思います
4.公開URLをQRコードに変換する (モノクロではなく、ちょっとオシャレなQRコードにします)
4-1. Unitagを使って、動画の公開URLをデザインQRコードに変換します
4-2. 出来上がったQRコードを年賀状のデザインにレイアウト
5.後はプリンタで印刷すれば完成!
◆作ってみた感想
ショートムービーを作るのが1番時間がかかりました。
WeVideoっていうサービスを最初作っていたのですが、WeVideoは動画の右上に必ず"WeVideo"って書かれていて、最後にWeVideoの広告が流れるので、Picasaにしました。
それからwmvファイルをDropBoxにアップするだけでいけると思っていたのですが、ブラウザで起動できず、mp4変換が必要なことに気づくのにも少し時間が・・・
でも、これで有料サービスを使わなくても動画を送ることができるようになったので、めでたしめでたし♪